ローテーションとは?
未経験者や初心者にとっては「ダブルスの試合中の動き方」は難解ですよね。
なんか体育の授業で習った記憶も… もうないです… よね? そうですよね。
あれは「ローテーション」と呼ばれるもので、効率的に攻撃したり、効率的に守備をするための動きです。
あ… いきなり攻撃と守備と言われても? ですよねー。
動画で解説します。
「攻撃」が得点を取るためのプレーです。ドロップショットで相手の体制を崩すとか、スマッシュでブチ抜くとか、プッシュでブチ抜くとかですね。
これを効率的に行うために、トップアンドバック(縦)になります。後衛がスマッシュ・ドロップを打ちまくり、前衛はプッシュのチャンスを待つわけです。
逆に「守備」は攻撃を凌ぐプレーです。スマッシュを返球したり、ドロップを打たれても体制を崩されないようにします。
これを効率的に行うために、サイドバイサイド(横)になります。コートを2人で半分ずつ守ることでどんな速いシャトルにも対応しようとするわけです。
経験者の人が試合中に「サイド!」とか「縦!」とか叫んでいる場合、その一言に上記の意味を詰め込んでいるわけです。良かれと思って言っているので、怖がらずに聞いてあげてください。
どうやって身につける?
基礎打ちだけでは身につかないものが「ローテーション」です。一方で、ダブルスの真髄はローテーションにあるとも言えます。ローテーションができた方が絶対に楽しくダブルスができます。
では、ローテーションはどのように身につければ良いのでしょうか?
試合をとにかくたくさんやって慣れるしかないのでしょうか?
動画で解説します。
今回紹介した「ダブルスローテーションノックLv.1」はローテーションの基礎を学ぶのにいい感じの練習です。
ローテーションは端的に言えば「パートナーと反対に動く」「クリアをあげたらサイドバイサイド」の繰り返しです。それを覚えるためのノックになります。
始めのうちは、ゆっくりノックをあげることをオススメします。具体的にはしっかりとサイドバイサイドに戻ってからシャトルをあげます。
また「ロングのみ交互(右左交互に上げる)」「ロングのみランダム」「ショートのみ交互」「ショートのみランダム」「ロング&ショートランダム」など、相手のレベルに合わせてノックの出し方を変えていきましょう。
この練習が十分にできるようになったら、実際にローテーション(左右の位置が入れ替わる)するノック練習も行なっていきましょう。
どうやって身につける? [Lv.2]
「ダブルスローテーションノックLv.1」ができるようになったら、レベルを上げましょう。Lv.1の練習にドロップショットとプッシュも加える感じです。
動画を見てみましょう。
この練習が問題なくできるようになればほぼ、ローテーションが身についたと言っていいと思います。
さらにレベルを上げる際はヘアピンも解禁してみてください。