みんとん部!

平成元年生まれ中心の都内バドミントンサークル「みんとん部」の活動をベースに「バドをより楽しむヒント」を紹介していきます!

バドミントンの戦型(プレイスタイル)について

バドミントンを続けていくと、だんだんと戦い方にも個性が現れてきます。

 

なんでもできるオールラウンダーを目指して時間をかけて練習ができる中学校・高校のバドミントン部と違って、練習時間のあまり取れない社会人プレーヤーの方が、戦型(プレイスタイル)は多様なように思います。

また、それが社会人バドミントンの醍醐味だと思います。

 

今回はバドミントンの戦型(プレイスタイル)の一例をご紹介します。

 

「自分は●●●タイプかも…」と認識することは重要で、そこから自分の強みや弱みが明らかになります。

なんとなくで構いません。今の自分の戦型(プレイスタイル)を見つけてみましょう!

 

 

まず、大まかに3タイプに分かれます。

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だいたいが①か②だと思います。③を選んじゃう人は変わり者ですね。AB型かB型の人だと思います。

 

そして、アタッカーとディフェンダーもさらに細かく分かれます。

 

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アタッカーのあなたは特に何が強みでしょうか…

 

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ディフェンダーのあなたは、どのタイプのディフェンダーでしょうか…

 

 

 

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その他だと自負している、みなさん… 周りから疎まれていないか今、一度、冷静に考えてみてください。

あなただけが呼ばれていない飲み会は本当にありませんか? …心配です。

 

 

「こんな戦型(プレイスタイル)もあるはず!」とご意見がある方はコメント欄まで!

【練習】勝ち上がりダブルス

全国24万人のバドミントンユーザーの悩み

「人が多くてできる練習はないっすか?」

2コートに対して参加者12名とかであれば、ある程度自由度の高い練習ができますが… この適正人数を超える過剰状態になると… 一気に参加者のCSも下がります。

 

みんとん部でもこの悩みに挑み続けています。

勝ち上がりシングルスを以前説明しました。今回はこれの少し応用版を…

 

勝ち上がりダブルス」と読んでいる練習。

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▼概要

2点ミスしたらコートから出るダブルスをコート内で実施。5分間やって、ミスの数が多い2名が下のコートにあがり、少ない2名が上位コートへ。どんどんとレベルが近い者が対戦相手になってくるため、燃える。

 

▼メリット

・半コートあたり4~5人程度が参加できる

・回転が速い

・勝ち上がりシングルスほど疲れない

・1点の重みを感じ、緊張感ある

 

▼狙い

●ミスを減らすために丁寧に打つことを意識する

「点を取る!」という意識よりもミスなくしのぐためには?という意識を持たせる側面が強い。(点取りの意識をつけたいならば勝ち上がりシングルスを実施してください)

 

▼方法【ルール】

・2点ミス抜けのダブルスを実施

・ミスった数を自分で数える

・5分間でターン終了

・ミス数が少ない2名が上位コートへ

・ミス数が多い 2名が下位コートへ

・ダブルスのペア決めはじゃんけん等で(くじを使っても良いね)。

 

▼工夫

2ミスでなく3ミスにしても良いかもしれません。

ミスを数えて記憶しておくのが以外と難しい!

 

初心者にフットワークを教えること

久しぶりの更新です。みんとん部自体は潰れていません! 私が更新をサボっていただけです。

 

2018/4/28の練習からみんとん部でも「初心者にフットワークを教えること」に挑戦し始めました。

 

そもそも、素振りフットワークなどの練習はいわゆる「反復練習」であり長期間、あるいは永続的にその練習をすることで効果が出る練習です。

月2,3回ペースで練習する社会人プレーヤーに「毎日、素振りしろ」というのは現実的ではありません。それゆえ、素振り・フットワークはこれまで敬遠してきました。

ですが、初心者も参加回数が増え、段々と打てるようなってくると次のステップに上がるためにいくつかの壁が見え始めます。

 

ダブルスの動き方の壁・フットワークの壁・球威の壁です。

 

これらの壁を越えることでさらにバドミントンの醍醐味がわかってくると考えられます。なので「無理」と断じずに改めてフットワークの練習方法を考えてみようと思いました。


中学・高校の頃の習い方だと、①動きを口頭で説明される ②ひたすら動いてみる ③適度にフィードバックを受ける …と、とても単純でした。(あくまでシャトルをタッチする、椅子をタッチするなどの多様な工夫は②パートの域をでません)

時間がたくさんあればこれでも良いでしょうが…
時間がない、レベルにばらつきのある社会人サークルにはあまり適さないと考えました。

 

じゃあ、どう教えればいいのか… ネットとか書籍に頼ってもなかなか… フットワークのやり方は書いていますが、教え方は書いていません。

 

どうしよう…

え…

どうしょうかな…

 

結構、悩んでいましたが飲み会で「フットワークをより細分化して教える」という着想を得て、ここから今回、練習をデザインしました。

 

細分化する…具体的に言えば、「前後のフットワーク」ではなく「後ろへの下がり方」くらいまで単純化し、練習化したのが今回のフットワーク練習です。

「①ホームポジションから後ろに下がって、②スイングする」の2動作だけに絞ってまず練習をします。

 

【練習①】

動画をみて、動きを理解する。

前後左右のフットワークの効率的な練習法はありますか?【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】 - YouTube

上記動画を参考にしました。

「素早く出して3歩」「向き変えて、1、2、3」

単純でわかりやすくて大変良いと思います。

 

これをさらにみんとん部ではこうおまじないにしました。

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これを唱えながら行います。

場合によっては②を省略してもいいかな、というのが感想です。

 

【練習②】

おまじないを唱えながらラケットを持たずにコート内で動いてみます。

5分程度、動きを繰り返しました。

 

【練習③】

ノック形式でホームポジションから下がって、打つ、戻るの動作を確認しました。

10球交代で2セット行いました。

 

このように、練習の流れはいたって単純です。覚えて、試して、応用してみる。ただ、学生ではないのでひたすらフットワークだけではなく、動画で理解を促進したりシャトルを実際に織り交ぜてみたりと工夫は必要です。

まだ、洗練化の余地のある練習ですので、今後も改良してまとめていきます。

 

 

みんとん部の2017年を振り返る

みんとん部の2017年を振り返ってみますね。

ちなみに2016年に立てた目標は…

【やりたいこと】
・諏訪不在でも実施できる環境の構築
・10名以上の他団体との練習試合
・バドミントン雑誌に取り上げられる
・教材映像を作成し、中学校の体育教師に使ってもらう
・指導者を招く
・参加者人数170人突破


2017年は一言で言えば「組織化が進んだ年」です。 

 

それまで諏訪がワンマンで回していたみんとん部の運営を諏訪がいなくても回るようにと作り変えたのが2017年だと思います。

この組織化に踏み切ることになった大きな転機は2つあります。  

 ①例の体育館という穴場がなくなる  

 ②諏訪、仙台へ(?)

 

▼①例の体育館という穴場がなくなる

例の体育館は広くて安くて予約が取りやすいというお化けコンテンツであり、みんとん部の屋台骨でした。しかし、急に3月にそこが使えなくなるとの連絡が! どうしたものかと考えた結果「新天地を求める」という策を取りました… 

ここで一致団結し、この問題の解決にみんなで取り組みました。

この解決法は、グッドデザイン賞ねらいんじゃねぇかと思っています。

 

▼②諏訪、仙台へ(?)

しかし、この体育館が使えなくなるというのは2017年の序章に過ぎません。もう一つ見えていたのが、諏訪の異動です。「11月から半年間、仙台にいく」そんな予定が見え隠れしていました。

まぁ、諏訪にできることはたかが知れていますが、いきなり「代わりをやって!」というのも無理な話です。そこで進行役を増やす計画を立てます。この頃やっていたのがサークルやめるやめる詐欺ですね、実際に1回辞めましたし。これは詐欺ではありませんでした。

それはおいておいてなかなか仕切るのって大変で、敵をあんまり作らない人を探してお願いしました。進行って大変すよね、話聞かない奴、マジKY

 

この他にもシャトル係が結成されましたし、

貸しラケットやプロジェクターをよく管理してくれるメンバーも現れました。

みんとん部はだんだんと組織化されていきました。

 

私も新たに生まれた時間で新しい練習を考えたり、新しい企画を生み出したりすることができるようになりました。本当に感謝しています。

…あ、異動? 品川に異動しましたけど?

 

 

▼やりたいと言っていたことの振り返り

2016年の締めで、2017年にやりたいことを挙げていました。果たしてどのくらい達成できているでしょうかね… ちょっと振り返ってみます。


◆諏訪不在でも実施できる環境の構築【達成度:100%】
前述の通り、良い組織に育ってきています。


◆参加者人数170人突破【達成度:100%】
1回以上参加したことがある人は170名を超えました!


◆10名以上の他団体との練習試合【達成度:100%】
9月18日に初の団体戦を実施!


◆指導者を招く【達成度:60%】
交渉は続けています。


◆教材映像を作成し、中学校の体育教師に使ってもらう【達成度:40%】
ところどころ面白映像は取っていますが、教材映像まではまだ… 12月9日にやろうとしていたが人が集まらず断念!


◆バドミントン雑誌に取り上げられる【達成度:30%】
2回くらい、雑誌にメールしたけど箸にも棒にもかからず… コート振り分けアプリで再プッシュするかなぁ。

 

やりたいことについては少しずつ実現しているつもりです。
これからも「やれやれ…」と言いながら、「やれ!やれ!」と言いながら協力してもらえると嬉しいです。


他のバドミントンサークルじゃ絶対に体験できないバドミントン体験を提供しますんで。

 

 

▼その他のイベントごと
恒例行事の踏襲、思いつき含めて様々なイベントを今年も行ってきました。まとめますね。
◆ドローンでの撮影 (2月)
◆スピードガン使ってみた (3月)
◆花見(4月)
◆BBQ(7月)
サバゲー(11月)
◆忘年会(12月)

…完全なリア充サークルに成り下がるところをドローンを飛ばすという馬鹿で踏みとどまっている感ありますね。都内でドローンを飛ばせるのは体育館くらいなもんです。

 

▼2018年はどうするよ?

来年は… どうしますか?どうしましょうか。

みんとん部の活動をもっと他団体でも使える形にしていくこと、それを広報していくことがまずしたいです。そして、もっと初心者の方にちゃんと教えられるようになりたいです。個人の指導力でなく、チームとして。
…的なことをまずは、みなさんと話したいです。もはや1年前と違ってワンマンの団体ではないっすわ、マジで。

一応勝手に、その他具体的にやりたいことを書くと…
日本バドミントン協会とコラボレーションする
・指導者を招く
・教材映像を作成し、中学校の体育教師に使ってもらう
・なんらかの雑誌に載る
・バドミントンラジオ
・合宿
・必殺技の開発
・サークルTシャツを作る
とかですかね。いうだけ言っときます。

 

2015年に、みんとん部は生まれ、
2016年に、がむしゃらに育ちました。
そして2017年に少し自立し、
2018年はどんな年になるんでしょうね。

 

スワミーとは【バドミントンコンサルタント】です。

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野菜を作っている消費者の顔が見えるように、このブログを書いている者が誰なのか?なんで書いているのか?が明らかであった方が親しみが沸くのではないかと思い、一旦、名乗ってみることにします。

 

【名乗ってみる】

書き手:スワミー ( 諏訪 三佳 )

生 年:1989年

バド歴:高校から初めて約9年

職 業:営業 ( 教育系 )

 

【なんで書いてるの?】

第一にバドミントンがもっと流行ればいいと思っています。バドミントン人口が増えると嬉しい。バドミントンには人生の大切なことが詰まっていると思っています。だからもっと多くの人にバドミントンを、バドミントンの醍醐味を知って欲しいと考えているのでブログにまとめています。

 

第二に私自身「みんとん部」というサークルを運営しています。そこでは私以外のメンバーが素晴らしい働きをして、最高の活動をしています。その活動を紹介したいのです。

 

第三に世に出ているバドミントンの教本に隙間があるからです。その隙間を埋めたいと思い書いています。例えば「ノックは有効」と書いてあるくせに「ノッカーへのシャトルの渡し方」は書いていません。「勝つための練習」は書いてあるくせに「大人数でも不満の出ない練習」は書いていません。

これは、例えるならカレーの作り方を教わる時に「包丁の持ち方を教えてくれ」「うちは大家族だから普通の作り方じゃどうにもならん」と文句を言っているような者かもしれません。しかし、現場で必要なのはこっちなんじゃないかと思います。

 

正しい打ち方を教えるには上手さが足りませんが… バドミントンを楽しむ方法を考えることだけは負けません! そのガッツだけで、ブログを書き進めたいと思います!

 

応援をよろしくお願い致します!

また、コンサルタントを名乗るからには、もし相談事があればお受けいたします!

なにかあれば、コメント欄などでコンタクトを試みていただければと思います…

【練習】バレーバドミントン

バドミントンばかりやってると飽きません? 私はたまに飽きます。

そこで今日は①息抜きになる ②バドミントンの練習にもなる ③楽しい と三拍子揃った「バレーバドミントン」を紹介したいと思います。

騙されたと思ってやってみてください。結構、楽しい。

 

 

バレーバドミントンとは?

その名の通りバドミントンの道具と動きでバレーをやる至ってシンプルでぶっちゃけ誰でも思いつく夢のコラボスポーツです。…が、大真面目にやった人は意外に少なそう。みんとん部でも2017年12月2日に初めてルールを整備し練習に取り入れました。

 その整備したルールはこんな感じ。

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  • サーブはいつも通り(バドミントンっぽく)
  • 2名か3名がシャトルを触ってから返球しなければならない
  • 7点マッチ
  • 1チーム 3~4名
  • スマッシュ等の強打は後方からのみ可能
  • ドロップショットは禁止 (難易度をあげる場合はこのルールは解除する)

…ね? 結構、シンプルでしょ?

実際にやってみた様子がこちら。

www.youtube.com

サーブは普通のバドミントンみたいに始めます。勝つためにだいたいバックアタックを狙っていくため、2段階目のトスはコートの後方にあげるのがセオリーです。そこから強打して、崩していく感じ。

たまにツーアタックをするとこれまた有効だったりします。

シンプルですが、結構、奥深い… それがバレーバドミントンです。

 

 

練習の狙いとは?

少し真面目にこの練習を分析してみます。

練習の狙い①:声を掛け合うことを学ぶ

バレーと同じく、誰がレシーブして、誰にアタックを託すかを声に出して伝えないとうまくいきません。声を掛け合ってつなぐ意識がこの練習か得られます、きっと。

 

練習の狙い②:狙ったところに打ち返す

来たシャトルをいつもと違った方向(仲間の方向)に、正確に打ち返す必要があり、いつもより丁寧な返球をすることになります、そんな気がしました。 

 

練習の狙い③:対応力が要求される

やってるとどうしても1回で返球したくなります。だって、バドミントンがそうだから。でもバレーバドミントンではそれを禁止しています。それゆえに柔軟な思考・対応力が求められます。何をすべきかを考えてそれを行動に移す。それだけでも結構難しことなんだと気づきます。 

 

この練習のメリット

嬉しいこと①:マンネリ解消

ずーっと同じ練習してると飽きてきますよね。そんなときにぜひ、やってみてください。息抜き大事。

 

嬉しいこと②:レベル差があっても楽しめる

社会人サークルだと経験者と初心者がいて、一緒にできる練習がなかなかなかったりします。バレーバドミントンはレジャー要素も強いですし、何よりチームスポーツですので差を埋めやすいです。みんなでわいわいやりましょう。

 

嬉しいこと③:大人数でできる

コートに対して人数が飽和状態の時あるじゃないっすか。そういう時にも有効です。1コートで最大8名が遊べるので結構、コーパ(コートパフォーマンス)がいい!

 

 

まとめに

まだまだサーブのあたりのルールの整備の必要はありますが、そこは上手くやってください! 中学校の体育の授業で! 高校の部活で! 社会人サークルで! たまに気晴らしにこのバレバドが使われたら嬉しいです。

衝突の危険は付きまとうので、マジで、声出して頑張ってください!